9月22日(水)、第2回定期試験2日目です。
今日は、小樽明峰高校の宿泊研修と修学旅行についてお話しいたします。
宿泊研修は、毎年1.3年生でそれぞれ実施している一泊二日の研修旅行のことです。
■3年生は、毎年6月上旬にルスツ・洞爺湖へ行くのですが、今年はコロナのため中止としました。今後、就職・進学に向けた進路活動が続くため延期せず残念ながら中止です。高原の空気をいっぱい吸いリフレッシュして、卒業アルバム用のスナップ写真もたくさん撮影する計画でした。
■1年生は、毎年9月上旬にニセコの川でラフティング、森でアクティビティを楽しむ予定でしたが、今年はコロナのため一旦中止としました。その後、いつ何ができるかを検討し、10月14日に小樽観光クルーズ体験「青の洞窟」を探検することに変更しました。宿泊はいたしません。
教育的意義を考えると、これ以上コロナの影響で旅行が中止にならないことを祈っています。
■2年生は、毎年11月中旬に四泊五日で沖縄へ行っています。毎年、北海道から最も遠い日本を体験しようと「沖縄の文化と海を楽しみに、ひめゆりの塔など戦争について考えること」を通してたくさんのことを学ぶ機会にしたいと計画を立ててきました。例年の事前学習として、沖縄の言葉、食べ物、歴史(生活や戦争について)、北海道との比較について授業の中で学んでから出発しています。(下の写真は、まだ火事にあう前の首里城)
昨年はコロナのため県を越えず、道内のウポポイ(アイヌ文化を学ぶナショナルセンター)と函館旅行に切り替えましたが、今年も11月に沖縄修学旅行を予定しております。
しかし今年、沖縄に行けるかは、まだ判断できません。出発の1カ月前まで北海道や沖縄などのコロナ感染状況を確認した上で判断していきます。これ以上の感染拡大、行事の中止はもう御免だ。本当なら安心して見学・旅行がしたい。これが本音です。
ちなみに今年度の小樽市内の他校は、沖縄・九州への修学旅行が多いようです。今は、学期末の忙しい時期ですが、小樽明峰高校の研修旅行、修学旅行が無事実施されることを祈りつつ、準備に励んでいるところです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一