【校長だより 111号】

８月22日（木）、小樽は一日中くもり空で、日中の気温は26℃と比較的涼しい一日でした。

小樽明峰高校は夏休みが明けて、今日から通常授業が再開しました。３年生にとっては、一日一日が卒業までのカウントダウンです。授業も行事も、そして進路活動も、ひとつひとつが掛け替えのない取り組みといえます。

毎週木曜の５～６時間目、３年生は各クラスで一斉に【　進路学習　】の授業に取り組みます。授業の様子をのぞいてみました。

今回の授業の前半は、生徒がワークシートを使って各自の活動計画表を作っていました。生徒たちは、自分の「将来の夢」や「希望進路」を文章にしてまとめ、進学あるいは就職に向けた計画的な準備や行動を書き込み始めました。

進路実現に向けて取り組むことを具体的に書き出したり、進路活動で不安なことや相談したいこと、進路決定後の過ごし方を書き込んだりしています。真剣に考え込んだり、友達と相談したりしながら取り組んでいました。

授業の後半は、面接動画を視聴してダメだと思う部分や学んだことをワークに書き込みました。

日頃、面接練習をしている３年生にとっては、気の付くことばかりだったようですが、実際に面接を受けるとなかなか思うように話せないものです。面接官など相手への対応力は、意識することと面接経験を積むことで上達するでしょう。将来の目標を定めたら強い意志をもって計画的に行動するしかありません。

進路活動は自分で決断することのほかに、家族や友人に相談したり、先生や友人と協力して面接練習に取り組むことも大事です。これから悔いの残らない進路活動を進めてください。応援しています。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一