【校長だより 152号】

10月７日（月）、小樽は朝からくもり空で、日中の気温が17℃。時々雨の降る天気になりました。

小樽明峰高校は今日も通常授業をおこないました。いよいよ本日放課後から今年度の【　放課後学習　】が始まりました。

基礎数学と基礎英語を学ぶ各10回の放課後学習は、小樽商科大学の学生３名が学習室に来て勉強を教えてくれます。今日の数学の受講希望者は１年生８名。

午後４時15分、学習室③に集まった受講生に対し、商大生と受講生がお互いに自己紹介をして、早速３つのグループに分かれて、ワークを使った勉強に取り組みました。

苦手な教科を克服するには、教える先生と生徒との関係性が問われます。少しずつ打ち解けながら、話しやすい関係を築くことが大事です。

大学生と初対面の生徒たちですが、臆することなく思いのほか積極的にワークに取り組みました。大学生は生徒たちを見守りながらわかりやすい説明で話しかけ、たくさん褒めてくれました。こうした放課後学習でのやりとりを見ていると微笑ましく思います。

コミュニケーションを大切に少しずつ心を開いて会話を重ね、苦手な教科の学びを楽しい取り組みへと変えていく。できなかったことができるようになり、できることがもっとできるように積み重ねる。ここに、本校の放課後学習の意義があります。

始まったばかりの放課後学習。10日（水）は、クロームブックを使った基礎英語の放課後学習がスタートします。英数あわせて10名の受講生のみなさん、これからも着々と基礎学習に取り組んで自信をつけていきましょう。応援しています。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一