【校長だより 193号】
11月18日(金)、今朝の小樽は晴れましたが、先日の初雪の影響で、小樽明峰高校から見える天狗山には、うっすらと雪が積もっています。感染予防、風邪など健康に気を配って、お互いにこの時期を乗り越えたいものです。
今日の午後、【 小樽市中学校長・高等学校長連絡協議会 】が小樽潮陵高校会議室でおこなわれました。今年も年に一度、市内の中学校と高校の校長が顔を合わせて意見交換をしております。
昨年は、中学校でのICT教育について、クロームブック(小型のパソコン)が学校や家庭でどのように利用されているか現状をお聞きすることができました。
今年は、入試に関することや、不登校生の指導、コロナ禍による生徒の様子やPTA活動について意見を交換しました。
コロナ禍による学校行事の中止や内容変更は、学校の伝統を存続する難しさを意味します。どの学校もこうした課題を抱えていることがわかりました。タブレットを活用した家庭学習などが思いのほか浸透していることも確認できました。
子どもたちに感染対策上の自粛指導をすることで、心を痛める先生方の存在に、あらためて共感することもできました。
コロナ禍の現状の中、それでも、私たちの学校づくりは続きます。きれいごとに聞こえるかもしれませんが、私たちは小樽市内の校長として、様々な子どもたちのために、学校づくりを担う責任を感じつつ、自らの学校でできることを大事にし地道に積み重ねていくしかないと感じました。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一