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【195号】北海道高文連放送コンテストに出場して

校⻑だより

【校長だより 195号】

11月21日(月)、小樽は曇り空でしたが、日中の気温が11℃と、比較的暖かく過ごしやすい天気でした。

先週の19日(土)、江別市で北海道高文連第45回放送コンテストが開かれ、小樽明峰高校放送局の平工涼香さん(2年)が地区代表としてアナウンス部門に出場しました。

今日は、平工さんに北海道大会(放送コンテスト)の感想をお聞きしました。

今大会では、アナウンス部門に76名出場していて、12名1グループに区切って審査がおこなわれたようです。平工さんは33番目。本番までの時間を外で発声練習に励みました。想像していたよりあっという間に本番を迎え、緊張の中、小ホールで発表しました。

本番では、審査員をはじめ、運営委員、顧問、撮影班・録音班、そして他校の出場者ら総勢60名の視線を浴び、緊張が最高潮に達した状態で本番を迎えました。

声が通るのでマスクを外して発表するつもりが、発表が始まってマスクを外すことを忘れていることに気づき、頭が真っ白になったそうです。

お腹から声を出せなかったなど思うようなアナウンスができず、1分30秒の持ち時間を1秒オーバーして終了しました。終わってからは、本番にやろうと自分で決めていたことが思うようにできない悔しさと、発表が終わったという安心感で、外に出て雨に打たれ大号泣してしまったそうです。

でも、こうした体験は、それだけ本気で取り組んだ証だと、顧問の齊藤先生に慰められました。平工さん、結果よりも、その過程で準備し練習してきた自分を褒めてやってほしい! よく頑張ったと思います。

人前で何かをするということは、並大抵の覚悟と準備がなくてはできないものです。平工さんは、貴重で素晴らしい経験をしたと思います。この経験を活かし、これからは少々のことでも動じない活動ができるかもしれません。

今後の本校の放送局がアナウンス部門だけでなく、映像やテレビCM,オーディオCM、ビデオメッセージなど様々な部門に出場できる放送局になってほしいと抱負を語ってくれた平工さん。

校内放送や学校行事、式典など放送に関する任務。そしてFMおたるのラジオ番組づくりとたくさんの活躍の場が平工さんを待っています。今後の活躍を大いに期待し、挑戦を通して成長していく平工さんを今後も見守り応援していきたいと思います。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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