お知らせ

普段の明峰高校の日常風景、クラブ活動の様子、入試に関することなど、リアルタイムな「明峰の今」をご覧ください。

【210号】1年生の「社会体験学習発表会」

校⻑だより

【校長だより 210号】

2月18日(金)、今朝の小樽は、しんしんと雪の降る肌寒い天気です。午後に雪は止みましたが、天気予報によると今日から一週間、毎日雪が降るようです・・・。

先日、小樽明峰高校の一般入試が終わり、今日は、生徒たちが登校してきました。

今年度の授業も残りわずかです。一週間後には卒業生を送る生徒会行事「予餞会」が控えています。雪害による臨時休校もあり、予餞会の準備作業が進んでいないクラスもあるのではないでしょうか。そして、3学年の先生方を中心に、卒業式に向けた準備も急ピッチで進められています。日に日に忙しくなってまいりました。

今日の授業では、1年生が「社会体験学習」の体験報告会をおこないました。例年は、グループ別発表会の翌週に1学年全員が体育館に集まって全体発表会をおこなうのですが、今年はコロナの影響で年間の実習日が削られてしまい、全体発表会の日程がとれませんでした。今日は、グループごとに分散して発表し合い、今年度最後の社会体験学習を締めくくりました。

生徒は、体験したことや感想などを800字の文章にまとめて一人ずつ発表します。発表が終わると、グループ内の生徒たちが質問をしたり、「共感できる」などと感想を述べていきます。各教室で発表が終わるたびに、発表者に拍手が送られました。和やかな雰囲気で発表会は進行していました。

体験したことが「アルバイトに役立った」という生徒もいれば、「親と仕事について話し合えた」とか、「将来目指している職業について良い経験になった」と、率直な気持ちを伝えてくれる生徒もいました。

学校の中では学べない発見がたくさんあったことが、生徒たちの発表を聞いていてわかりました。

1年生のみなさん、体験実習お疲れさまでした。大変なこともあったはずです。でも、お店の方に褒められたり、お客様や利用者様に「ありがとう」と声を掛けられる嬉しい体験もできて良かったですね。

この一年間で体験したことを振り返りながら、将来の自分の進路活動や自分の生き方に生かしてください。体験で感じたことを友達や家族と話すことで自分のやりたいこと、挑戦したいものが鮮明になってくるはずです。

一年間を通した社会体験学習はこれで終了です。よく頑張りました。ご苦労様でした。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

pagetop