【校長だより 219号】
12月19日(月)、今朝の小樽は晴れましたが極寒でした。冬真っ盛りです。気を抜くと風邪をひいてもおかしくないほど厳しい寒さでした。
小樽明峰高校は今日から冬休みの補習・補充授業が始まりました。部活動で登校する元気な生徒たちもいます。
今日の夕方に私は、小樽商科大学で教職課程を履修している大学生に講義をしに大学へ向かいました。大学で授業をするのは今回で2回目です。
明峰カテキョーという本校の放課後学習が、ここ数年コロナのためなかなか実施できませんが、いつかは大学生が放課後に来校して、生徒たちに勉強を教えてくれる。以前の交流を復活させたいという想いで講義を引き受けました。
大学では教職課程の15~6名の大学生が「 学級・ホームルームづくりと学校経営 」という主題で、私の授業を受けてくれました。
担任だったころの私の教育実践レポートを示して、大学生はグループごとにいくつかの課題を真剣に検討し発表してくれました。
具体的事例をあげて、【 生徒に寄り添う 】とはどういうことか。 【 生徒の中に自分を見つける 】とはどうすることか。 【 生徒から学ぶ 】とは何か。これらの質問を大学生のみなさんは真剣に考えて話し合って発表したのです。
あっという間の90分でしたが、商大生のみなさんが、私たち教師が毎日、教育実践していることの一端を体験できたのなら嬉しい限りです。目の前の学生が、将来の教育を担う立派な教師になってほしいと願いつつ、教育について一緒に考えることができたことが、私にとって素晴らしい時間でした。
小樽商科大学の学生のみなさん、岡部教授、貴重な機会をありがとうございました。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一