【校長だより 269号】
3月5日(火)、小樽は日差しのまぶしい天気になり、久々に日中の気温が氷点下ではありませんでした。
小樽明峰高校は今日、1・2年生が定期試験2日目を迎えました。
さて、試験が終わると、『おたる案内人同好会』の生徒3名が集まって打ち合わせがおこなわれました。顧問の小池教頭と検定試験当日の確認が行われています。
本校には、『おたる案内人同好会』というクラブ活動(同好会活動)があります。小樽には「小樽観光大学校」という団体が中心となって『おたる案内人検定』という検定試験があります。区分として「2級」「1級」「マイスタ−」があり年に一度実施されます。本校の同好会は、2023年の4月に発足したまだできたての同好会です。メンバーの3人はこの検定試験の合格を目指しています。おたる案内人の検定試験は『改訂版おたる案内人公式テキストブック』から100問出題されます。60点以上で2級の案内人に認定されます。
これまで本校のおたる案内人同好会は、小樽市内を散策したり、伝統行事に参加するなど活動を続けてきました。(下の写真は、去年の7月に盬谷(しおや)神社の奴行列に参加したときの様子です)
試験日は3月10日、いよいよ今度の日曜日です。試験は、択一式や記述式の問題で、制限時間は90分。今年は小樽商科大学が受験会場です。
テキストを見ると私の方が緊張してきました。内容が多岐にわたり情報量も多く、簡単なモノでないことは一目瞭然です。
なぜ検定試験を受けるか、生徒に聞いてみると、「おたる水族館に一生、無料で入れるからです。」と返ってきました。資格の特典として、小樽市内の観光施設の入場料が無料になるそうです。
きっかけはいろいろあってもチャレンジする精神は大事です。小樽の歴史や文化などを学んでいる3人の生徒の情熱とひたむきさが素晴らしい! 合格を祈っています。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一