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【34号】「日本史」 奈良時代の大感染

校⻑だより

【校長だより 34号】

5月19日(金)、小樽は昨日ほど暑くなく、曇りのち晴れ。日中の気温は15℃のやや暖かい一日になりました。

小樽明峰高校は今日も平常授業がおこなわれました。明日は、午前11時から校舎前の花壇づくりがおこなわれます。午後1時から、高文連の支部春季写真研究大会が本校を会場として開催される予定です。

今日は、私(校長)の【 日本史 】の授業を紹介いたします。

高校の日本史の学習は近代からなのですが、今日の題材は、それ以前の復習を兼ねた奈良時代を取り上げました。

奈良時代に流行した天然痘。現在の新型コロナウイルス感染症のように、得体の知れない感染症が日本中を襲い、大混乱を起こした奈良時代の様子と仏教の普及についての授業を展開しました。

今から1300年ほど昔の日本人は、どのようにして感染症と闘ったのか気になりますよね。

私たちが安心して暮らせるために、どんな社会をつくっていきたいかを考える機会にできたらと思いながらの授業。

現代は天災もあれば人災もあり、人間の手に負えない災害がいつ起こるかわかりません。今の自分に何ができるか、何を大切に生きていくか。自分に引き寄せて考える授業ができたのなら成功だと思いましたが、そこまで展開できませんでした。

授業は来週も続きます。授業を通して生徒たちの考えたこと感じたことを大事にしながら、今後も授業をすすめていきます。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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