【校長だより 41号】
5月21日(火)、小樽は朝から雨が降って、校舎裏の天狗山も霧で見えませんでしたが、午後から晴れてきました。
小樽明峰高校は今日、通常の授業がおこなわれました。午後からは火曜恒例の総合表現学習17講座が開講しました。
今週もいくつかの講座の様子をのぞいてみました。
【 ⬆書道講座 】(白鳥美恵先生)・・・静かな教室で集中した受講生たちが半紙と向き合っていました。そんな空間にいると、自然と心が落ち着きます。書道の時間は、精神が整う環境を作り出しているようです。
【 ⬆油絵・塗り絵講座 】(佐藤誠一先生)・・・キャンパスに様々な絵具を順番に塗り込んでいくと、受講生たちは次第に無口になります。気づいたら細かい作業に没頭し、素晴らしい作品の完成に近づいていきます。
【 ⬆サイエンス講座 】(大石亮太先生)・・・今回は、割れないシャボン玉づくり。はちみつ、ガムシロップ、スティックシュガーの分量を計算して、手で触っても割れないシャボン玉づくりに取り組みました。各班で実験を繰り返すうちに、割れない最強のシャボン玉の最適な分量がわかりました。
【 ⬆パン・お菓子講座 】(相場英理先生)・・・今回は何を調理するのか、いつも楽しみです。受講生は、相場先生の職人のような手際に目をやりながら、ハムマヨパンづくりに挑戦しました。生地をこねる作業だけでも難しそうでした。
【 ⬆バスケットボール講座 】(大島琢司先生)・・・体育館でレイアップシュートに 取り組んでいました。大島先生が、丁寧に、ゆっくりと足運びや手の使い方を教えています。練習を繰り返してできるようになると生徒は嬉しそうです。
【 ⬆自動車整備講座 】(小川一雄先生)・・・切断機を使って、自動車のボディーを切断しました。火の粉が飛ぶので怖いのですが、少しずつ作業に慣れてきたようです。
普段の授業では体験できないことを、じっくりと楽しみながら体験できる総合表現学習。次回は何に取り組むか楽しみですね。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一