【校長だより 42号】
5月24日(火)、今日の小樽は朝から曇っていて、霧が立ち込めています。天狗山の頂上も珍しく見えません。
午後の小樽明峰高校では、先週に引き続き2回目の「総合表現学習」講座が開講されました。
今日紹介するのは、約20講座のひとつ「英検」講座です。本校のふたりの先生が英検講座を担当しています。
境あおい先生は、「 資格を取ることで自信を付けてほしいし、卒業後の進路に生かしてほしい 」という想いで生徒を励まします。
多賀康皓先生は、「 自分の将来の選択肢を広げてほしい 」という想いで指導しています。
受講生には、英語が好きで大学に進学して深く学びたいという生徒や、観光業の仕事に就きたいので英語を学びたいという生徒、外国に行きたい生徒、外国で仕事をしたいという生徒、そして英語が苦手だから勉強したいという生徒もいれば、英検講座があるから明峰に来たという生徒もいます。
今年度は、1年生10名、2年生4名、3年生1名の合計15名が受講しています。英語検定は、6月、11月、1月に実施されます。それぞれが目標を決めて、検定合格に向けて勉強しています。
6月の検定に向けて、受講生の約半分が3級、もう半分が4級合格を目指しています。今日の講座は、リスリングの勉強を中心におこないました。
受講生の遠藤朱莉さん(3年C組)に話を聞いてみました。
🔷なぜ、英検講座を選びましたか?
🔶街で外国の方に話しかけられた時に、うまく話せなくて困らせてしまったことがありました。英語を話せるようになりたいと思ったきっかけです。
🔷今の目標は?
🔶6月の検定で、準2級取得を目指しています。
🔷将来、英検で学んだことをどのように生かしていきたいですか?
🔶将来は保育士になりたいのですが、外国の子どもたちとも話せるようになりたいですし、街で外国も方に話しかけられても、困らせないようにしたいです。
遠藤さんと話していると、コミュニケーションを広げたいという想いが伝わってきて、感心しました。
6月の検定試験に向けて、英語の語彙力、耳、発音を磨いている受講生のみなさん、英語の上手な格好良い大人になれたら素敵ですね。頑張ってください。期待しています。
毎週火曜は、総合表現学習の講座を紹介していきます(出張がなければ・・・)。お楽しみに!
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一