【校長だより 41号】

５月26日（金）、今日も小樽は快晴で、気温が22℃まであがりました。暑い日が続きますが、午後にはくもり気温が上がらず助かりました。

小樽明峰高校は今日、高体連や高文連の大会に出場する生徒や教員が多く、特別時間割を組みました。

今日は、本校のすぐ近くにある小樽未来創造高校で、高文連後志支部放送発表大会が開かれました。この大会は、NHK杯全国高校放送コンクールを兼ねた支部大会です。本校から５名の放送局員が参加しました。

昼休みの放送やFM小樽のラジオ番組に取り組む放送局員たちは、昨日、スペシャルゲストをお招きして、大会に向けた練習に取り組みました。

放課後に本校を訪れたスペシャルゲストは、顧問の齊藤先生の依頼を快く引き受けてくださった【　フリーアナウンサーの伊藤英一郎さん　】です。伊藤さんは、元テレビ北海道のアナウンサーを務め、齊藤先生とは学生時代に放送関係の仕事で関わった経緯から深～い仲のようです。

伊藤さんは、本校の放送教員に、今まで関わったテレビのアナウンサーとのエピソードも交えながら、流れるような聞きやすい声で、声の出し方やアナウンスのアドバイスをしてくださいました。

さて、今日の放送発表会に出場した本校生徒２名。１年生の３名は、先輩の本番を固唾を飲んで見ていたようです。放送局長の平工さん（３年）は、アナウンス部門で自ら作った原稿を１分30秒で読み切りました。

平工さんにとっては高校生活最後の大会。「悔いが残らないよう精一杯楽しもう！」と臨み、あっという間の本番だったようです。でも、今までの大会の中で一番自信をもって取り組めたようです。

結果は２位。６月に旭川で開かれる北海道発表大会の出場権を獲得しました‼　おめでとう！　平工さんは、「　緊張に負けないように！　後悔しないように！　自分の気持ちが技術に追いつけるように頑張ります！　」と意気込みを語ってくれました。

ラジオ番組にも取り組んできた経験の積み重ねが、この先の平工さんをさらに成長させると信じています。全道大会で悔いのないアナウンスを期待しています。がんばれ平工さん！　がんばれ明峰放送局！

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一