【校長だより 45号】
5月27日(月)、今日の小樽は雨模様の天気でした。先週の25日(土)は運動会日和。市内の各小学校は運動会で盛り上がっていました。
小樽明峰高校は今日、通常の授業をおこないました。先週、高体連支部大会を終えたバスケットボール部の1.2年生は、放課後に体育館で練習に励んでいます。今大会で引退したふたりのキャプテン(3年生)から大会の感想を聞きました。
高校生活最後の今大会で小樽明峰高校男子バスケットボール部は、小樽水産高校を破り、リーグ戦に進出して小樽桜陽高校、小樽未来創造高校、小樽潮陵高校と対戦しました。
桜陽高校との試合は、前半が1点を競う接戦でしたが、後半に点差をつけられ敗れてしまいました。小樽潮陵高校との試合も接戦でしたが、徐々に点差をつけられ敗れました。未来創造高校には勝つことができたようです。
全道大会出場権は2位までなので、明峰は3位と及ばず、残念ながら全道進出を逃しました。
●試合を振り返って、男バス山﨑キャプテン(3年)に、試合の感想を聞きました。
桜陽戦は、全道大会出場をかけた試合だったので、緊張して心が折れそうになったり、泣きそうになりました。負けて悔しかったのですが、今のチームメイトと最後まで闘えて良かったです。
●明峰高校での3年間の部活動を振り返って思うことや、後輩へのメッセージを聞くと、
部活を辞めようと考えたことがありました。部員から「 指示がなかったら困る 」と頼られ、顧問からは「 一緒に最後まで頑張ろう 」と励まされて、最後までやれたと思います。支えてくれたみなさんに感謝しています。同学年の部員のみんな、これからの進路活動がんばろう! 後輩の部員みんな、一人もかけることなく先生と協力して全道大会へ行ってほしい!
顧問の大島先生は試合後、部員たちは会場の準備や片付けを頑張っていたし、人としての成長が見られ、チームとしてよく頑張っていたと褒めていました。
大島先生の話には続きがあり、男子については、ますます今後の日常生活で生徒会行事やクラスの取り組みを積極的に取り組むことが重要で、人として成長することが大事ですと述べられました。その上で、走ったり、筋トレなどの練習をコツコツやる努力を積めば、試合の後半でも力の発揮できる心の強いチームに成長するとのお話でした。顧問を信じて、この大会で得た経験を今後に生かしてほしいです。
一方、明峰高校女子バスケットボール部は、水産高校と合同チームを組んで小樽潮陵高校、小樽桜陽高校と対戦しました。残念ながら敗れましたが、力を出し切って健闘しました。
●試合を振り返って、女バス小林キャプテン(3年)に試合の感想を聞きました。
1日目の潮陵戦では、大差で敗れてしまいました。2日目の桜陽戦では、第3クォーターの終盤に8点差まで追い上げましたが、結果として負けてしまいました。でも、三年間の大会で一番完成度が高く、最後は達成感のある試合でバスケット生活を締めくくることができました。応援してくださったみなさま、ありがとうございました。
●明峰高校での3年間の部活動を振り返って思うことを聞きました。
三年間のバスケット生活は、楽しさもありながら男女ともにたくさんの苦労を経験してきました。女子は人数が少なく、練習内容が限られていたなか、先生や男バスに支えてもらいながら活動を続けてきました。お陰で、良い形で終止符を打つことができ、充実した活動になったと思っています。関わってくださった方全員にありがとうと伝えたいです。
大島先生は女子について、水産高校との合同チームとして取り組んできたことが素晴らしく、本当によく頑張ってきたと高く評価していました。
3年生部員はこの大会で引退です。3年間の部活動、ご苦労様でした。後輩のバスケ部員のみなさん、これからもバスケットボールの活動を通して心と身体を鍛え、人として成長してほしいと願っています。1.2年生の新たな部活動の一歩にエールを贈ります。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一