【校長だより 74号】
6月28日(金)、小樽は朝から雲ひとつない晴天になり、日中の気温は27℃まで上がる暑い一日になりました。
今日の4時間目、2年C組の【 化学基礎 】の授業をのぞいてみました。
教科担当は伊藤玄貴先生です。生徒たちの机にはクロームブックという小型のパソコンが置かれています。
このクロームブックを使って10分間の小テストに取り組みました。テスト前に15分ほど勉強時間をつくり、各自がクロームブックの画面に映し出されたテスト範囲の勉強を始めました。
テスト範囲は、今まで授業で学んできた【 元素の歴史 】【 元素の種類 】【 アルカリ金属の特徴 】【 黄銅、白銅、ステンレス、はんだ、この4つの合金の特徴や使用用途など 】に関する問いに答えるものでした。
時間を計って生徒たちは一斉に20数問の小テストに取りかかりました。伊藤先生は巡回しながら生徒の様子を見守ります。どの生徒も自信があるようで、小テストが終了してすぐに自動採点し、各自で正解を確認していました。
小テストの後は、教室のモニターに映る原子や分子を説明する映像を見ました。これから飛行機の機体の素材など様々な物質の原子について学んでいくようです。
化学の授業では、身近な物質の性質や物質の変化を学びながら、今までわからなかった現象が理解できるようになっていきます。これからも化学の世界を楽しみながら学んでほしいです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一