【校長だより 85号】

７月９日（火）、小樽は朝から晴れて清々しい天気でしたが、午後にはくもり一時の雨が降りました。

小樽明峰高校は今日の放課後、生徒たちが体育館で学校祭のあんどんパレードに向けて、あんどん制作会場を設営しました。

生徒会執行部や文化委員、部活動の生徒、有志生徒らが体育館に段ボールやブルーシート、コンパネを敷き詰めました。いよいよ明日、ここで各クラスのあんどん作りが始まります。

あんどん作りは、【　あんどんのつくり方　】のプリント（上記の写真左）を参考に制作していきます。例えばピカチューといったキャラクターを作る場合、設計図を書いて、それをもとに竹でボディーを組んでピカチューを立体化します。

（以下は昨年の制作の様子です）

【　↑　昨年のあんどん作りの様子（ピカチュー）　】

ピカチューの内部の柱に電球や配線を設置したら、和紙を貼って色を塗り完成させます。

【　↑　昨年のあんどん作りの様子（ピカチュー）　】

上手に作るポイントとして、あんどんは光を通すので、竹を均等な間隔で組むことがきれいに見えるコツです。和紙は、できるだけ竹の上で重ねて貼るときれいに見えます。色は、食紅を使って塗ります。ポスターカラーは光を通さないので使いません。黒模造紙を活用すると効果的です。

【　↑　昨年のあんどん作品（ピカチュー完成）　】

あんどんは、７月１０日（水）から作り始めて１７日（水）の完成を目指します。完成した作品は外へ出してから持ち手を付けて運びやすくします。１年生は初めてなので、先輩方の作り方を見たり、ベテランの先生のアドバイスを参考に協力して計画的にコツコツと作りましょう。

【　↑　昨年のあんどんパレードの様子　】

生徒のみなさん、あんどん作りは限られた日程と時間の中で、クラスの団結力こそ重要です。諦めずにクラスで助け合う力、粘り強く取り組む力を発揮してください。

18日（木）のパレードでは、みんなで達成感を味わいたいですね。地域の子どもたちが喜ぶような作品ができるよう祈りつつ楽しみにしています。学校祭を通して成長するみなさんの姿を見せてください。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一