5月12日午前10時30分、プレーボール。
晴天に恵まれた小樽市営桜ヶ丘球場で、小樽明峰高校野球部が10年ぶりの単独出場を果たしました。
今まで蘭越高校と倶知安農業高校との連合チームでしたが、今大会は部員10名で昨年優勝の双葉高校と真っ向勝負に挑みました。
10年以上も前、当時の明峰野球部はなかなか勝利することができず観戦した私も悔しい思いをしました。それでも、最後まで白球に喰らいつく明峰生の姿を目の当たりにして、「頑張れ」と何度も心で願い、応援して目頭と胸が熱くなったのを思い出します。
新型コロナ感染防止対策を徹底して開催された「第60回記念春季北海層高等学校野球大会 小樽支部予選」。結果は27対0でコールド負けでした。しかし、最後の最後まで諦めない闘志を燃やす明峰野球部員たちのプレー、その姿に感動しました。
決して恵まれた環境設備ではないなか、コツコツと練習に励んできた明峰野球部員。そして顧問の先生方。コロナ禍の中で試合ができた喜びと、負けた悔しさを闘志に変えて、夏の大会で飛躍してくれることを期待しています。
がんばれ! 野球部!
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一