【校長だより 50号】
5月31日(金)、早いもので明日から6月です。今日の小樽は一日中くもり空でした。
小樽明峰高校は今日も通常の授業がおこなわれ、1年生は3時間目から【 社会体験学習 】の授業で面接に取り組みました。
体験先を決めるにあたって、生徒たちは志望理由を面接官の教員に話します。体験先を選んだ理由や自己紹介・自己アピールするための準備をして面接に臨みました。
体育館にブースを設置して各ブースで面接をおこないました。幼稚園・保育園のブースのほかに介護・福祉系の体験先や、飲食店、食品販売、美容理容、動物関係、リサイクル、商店街、軽作業などの体験先を6つのブースに分けて、生徒たちは希望するブースの前で面接の順番を待ちます。
6月は定期試験や夏季体育大会などがあり、6月21日まで社会体験学習はありせんが、6月中に体験先を決定していきます。
普段の学校で、挨拶する習慣を身につけている生徒は、面接でしっかりとした受け答えができていました。学校生活で積み重ねたことが面接のなかで表現されて成長を感じました。
今日の社会体験学習は、まるで就職試験の練習そのものです。集団面接や個別の面接などがおこなわれましたが、こうした体験が実際の進路活動や社会人として働く際に役立っていくでしょう。
1年生のみなさん、体験先で実習するまでのひとつひとつの取り組みを頑張ってください。表現力を磨いて、対人関係に自信をつけていきましょう。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一