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【115号】書道で表現力を磨く

校⻑だより

【校長だより 115号】

8月27日(火)、小樽は朝から雨です。地域によっては強烈な土砂降りの雨。早く台風10号の影響がなくなってほしいです。

小樽明峰高校は今日も通常授業がおこなわれました。午後から開講した今年度最後となる総合表現学習。そのひとつ【 書道講座 】をのぞいてみました。

書道をたしなむ生徒たちが、静かに半紙と向き合っています。実は、本校の書道部は、学校祭や70周年記念式典などの学校行事の度に巨大な作品を書き上げます。今年7月の学校祭では、全校生徒の前で書道パフォーマンスを披露し、その作品が玄関ロビーに展示されています。本校には書道の上手な生徒と先生がいます。

そんな表現力豊かな書道部員のいる書道講座。黙々と半紙に筆を走らせ次から次へと書いています。書道パフォーマンスの力はこうして培われてきたようです。

8月23日、高文連後志支部書道展で特選として全道大会に出展が決まった寺田さんもこの講座で作品づくりに励んでいました。

寺田さんの作品は、8月21~25日に札幌市民ギャラリーで開かれた第9回書究文化展の高校の部で展示されました。今度は10月9~11日の全道大会で、小樽市の総合体育館と市民会館に展示されます。

書に思いを込めて黙々と作品づくりに取り組む寺田さんたち。静かで落ち着いた教室の雰囲気が、より一層精神を集中させます。

白鳥先生の指導のもと、講座の時間はゆっくりと過ぎていきました。教室の床に並べられた作品を見ていると、文字には不思議な力があって、作品に込めた作者の思いを感じたり、何を表現しているか考えさせられたりします。そんな書道の世界に魅了されながら、書道と向き合っている寺田さんたちを誇らしく思いました。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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