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【175号】社会体験学習 今日の体験は・・

校⻑だより

【校長だより 175号】

11月1日(金)、今日から11月。小樽は朝から雨の降る寒い一日になりました。小樽明峰高校は、今日も通常授業をおこなっています。

午後、1年生は金曜恒例の社会体験学習です。今週も学校からそれぞれの体験先へ向かいました。今日は、その中から2つの体験先を紹介します。

小樽寿司屋通りのお寿司屋さん【 日本橋 】では、2人の生徒が実習体験をしています。

観光バスがお店の前に止まるほど多くの観光客が訪れるお店です。実習生たちは大量の食器と格闘していました。素早く食器を片付け、チームワークを生かして洗い場で洗浄し、食器を棚に戻す。想像以上にハードな作業に取り組んでいました。

お寿司が大好きな生徒と、将来は調理師を希望している生徒。ふたりのコンビでテンポ良く作業できるようになったようで、今までの実習生で一番すごいとお店の方に褒められていました。

こちらのお寿司屋には、本校の卒業生も働いていて、調理場で従業員の方々と一緒に生徒たちを見守り指導してくれます。

実習生たちはこうして見守られながら、お客様を満足させるワンチームとして従業員のみなさんとの関係性を築きながら体験を重ねてきました。こうした経験のひとつひとつが、未来の寿司職人を誕生させるのかもしれないと感じました。

もうひとつ紹介します。小樽駅の裏手にある【 ロース幼稚園 】は、小樽で人気の幼稚園です。園内に入ると、子どもたちと遊ぶ実習生の姿を見つけました。

ホールに入ると、積極的に遊ぼうとする子どもたち。多く集まってきます。次から次と集まってくる子どもたちは、実習生に接触して遊ぶことを求めてきます。実習生は、そんな子どもたちを順番に、あるいはまとめて一緒に遊んでいました。

とにかく体力がなければ子どもたちのパワーに負けてしまいます。安全面に気を配りながら、誰一人無視することなく、一緒に楽しみながら遊ぶ。そんな体力勝負の体験です。

子どもたちとの遊びを通して、ひとり一人の子どもとの心の距離を縮め関係性をつくっていく実習生。ロース幼稚園の先生方の子どもたちとの接し方がお手本になっていて、こうした体験が生徒自身の成長につながっていると感じました。

体験先のみなさま、実習の度に生徒を見守りご指導いただきありがとうございます。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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