【校長だより 204号】
12月12日(木)、今朝の小樽は20cmの雪が積もりました。JRも一部の列車に遅れが生じ、本校の一部の生徒にも通学に影響が出ました。やむを得ない状況のため遅延した生徒には考慮しながらも、通常通りの時間割で授業を進めていきました。
さて、今日の5~6時間目、3年生は進路学習の時間に体育館で【 弁護士講話 】を聞きました。
講師は北海道合同法律事務所の大和田弁護士と氷見谷弁護士で、社会人になったときに注意する点についてお話しいただきました。
働いたときに賃金が正当に払われていない場合どうするか。あるいは、借金を抱えた場合どうするか。闇バイト、大麻など犯罪の誘い、交通事故にどう対処するか。これらの問題を抱えたらどこへ相談するかなど様々な状況に備えるための学習ができました。
講話後に生徒たちは教室に戻って、内容を整理し感想文を書き上げました。
闇バイトの手口や注意すべきことについては、養護教諭の中島先生が玄関ホールに掲示してくれています。こうした日常的な備えを忘れないことが、卒業したあとの生活に大切になってきます。
弁護士の先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。3年生のみなさん、様々な問題に対処できる知識を学んで、卒業後に人生を切り拓いてください。私も含めてですが、お互いにこうしたトラブルに気をつけてまいりましょう。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一