小樽明峰高校では、年度初めのガイダンスやホームルーム活動が終わり、いよいよ4月14日から授業がスタートしました。授業の様子を見に各教室を覗いてみると、少し緊張気味の一年生が真剣に授業に取り組んでいました。高校生活初の授業。どうだったのでしょうか・・・。
1年B組の齊藤怜央(さいとうれお)先生の「国語総合」の授業を参観しました。
齊藤先生は、1年B組の担任です。大学を卒業してすぐに本校に赴任し2年目にして初めて担任を持ちました。齊藤先生はいつも、どのように生徒を理解し、どのように接すればよいか考えながら生徒一人ひとりとしっかり向き合っている教育実践家です。校長室には「れおの本棚」という齊藤先生お薦めの書籍が並んでいます。私もその指導書で勉強させていただいているところです。
国語総合の授業では、4人でひとつのグループを組み、与えられた難問を協力して解いていく内容でした。グループのメンバーたちは、机の間隔をとって顔を見合わせながら与えられたヒントを読み解き、協力して謎を解いていきます。どのグループも真剣に取り組んでおり実に面白い授業展開でした。
今はまだコロナ禍の中ではありますが、いつかはマスクを取り、互いの真剣な顔つきや笑顔を見合わせて、ディスタンスをとる心配もなく堂々と対話する日が来る。そんな日が一日でも早く来ることを一年も前からずっと願ってきました。その時が来ればきっと、もっと面白くて、もっと探求したくなるような授業が展開されるはずです。