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eスポーツはチームの連携こそ大事

校⻑だより

小樽明峰高校には「eスポーツ部」という珍しい部活動が存在します。eスポーツ部の部長の鈴木瑠維(すずき-るい)君(2年生)に話を聞きました。

部長として、どんなことを思っていますか?

「大会に向けて8人の部員みんなに頑張ってほしいです。今は、コカ・コーラ主催のSTAGE:0という大会に向けて、部員でチームを組んで練習しています。5人で1チームを組んで戦う「LOL(リーグ オブ レジェンド)」というゲームと、ペアで協力して戦うサバイバルゲームの「フォートナイト」に取り組んでいます。」

なぜeスポーツを始めたのですか?

「1年生の時、eスポーツ同好会ができたので、興味があって参加しました。今年は、環境設備も良いですし、部活動として本格的に活動しているので楽しいです。eスポーツでは、チームメイトと話し合って連携を大切にしながら戦うので、チームが勝った時はもちろん、チームと連携がとれた時が一番嬉しいです。」

今、部活でどんなことに取り組んでいますか?

「LOLでは、登場する50体以上のキャラクターをみんなで頑張って覚えています。自分に合ったキャラクターを見つけることが大事です。お互いに声を掛け合って練習に励んでいます。」

大会にむけた意気込みは?

「6月19日の大会STAGE:0に向けて、頑張りたいです。でも、まだ1年しか経験がないので、勝ちたいですけれど、まずは下見。来年に向けて、対戦校がどれだけ強いのかを肌で感じたいです。来年こそは、全道7校の中で、上位入賞を目指していきたいです。」

部活動を通して学んだ、発見したことは?

「eスポーツは、連携することが大切なので、ゲームを通して仲間と話し合うこと、打ち解けあえるところが魅力です。僕自身、eスポーツ部ができたお陰で、同じ趣味を持った仲間と話せるようになったし、打ち解けることで部内の雰囲気が明るくなったと思います。」

最後に、後輩へ伝えたいことはありますか?

「リーグは連携こそ大切。この先、新しく入部する部員には優しく接して、連携を大切に頑張っていこう!」

声を掛け合って、真剣にゲームに集中するeスポーツ部のメンバー。その連帯感は、想像以上に素晴らしい。チームワークを大切にするスポーツマンシップあふれる部活動、という印象を受けました。鈴木部長はじめ、eスポーツ部のみなさん、これからも頑張ってください。応援しています。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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