10月7日(木)の小樽は涼しくて快晴です。最近は、寒くも暑くもない清々しい最高の季節になりました。
小樽明峰高校の1年生の授業教室の廊下には、たくさんのテルテル坊主が飾られています。明日の強歩遠足と10月14日の日帰り研修(小樽観光クルーズ体験「青の洞窟」)の日が晴れるように1年生全員がテルテル坊主を作って、廊下の壁に飾りました。今やこの廊下は、誰が名付けたか「テルテルロード」と呼ばれています。
まるで、幼稚園や保育園、小学校の遠足を思い出させます。でも、そんな幼い頃の記憶以上に、「コロナ禍の閉塞感から解放されて、行事で楽しみたい」という1年生の強い想いが込められているのです。
思い起こせばこの2年間、まともにマスクを外してお互いに向かい合って話すことはあまりなかったのではないでしょうか。もしかしたら、マスクの下の顔もよくわからず、クラス内で会話をしたことも、名前さえも覚えていない級友たちがいるのかもしれません。ソーシャルディスタンスは、人と人との心の距離まで広げてしまったのでしょう。
だからこそ、こうした学校行事を通して普段以上に心が解放され、かけがえのない時間と思い出がつくられることを期待しています。
新生徒会執行部は放課後、特活部(生徒会担当)の先生方と一緒に、コースに関門や矢印を設置しに走り回りました。
どうやら明日も晴れそうです。生徒のみなさん、体調を崩したり途中で足をくじかないよう体調を整え、交通事故などに巻き込まれないよう注意してゴールしてください。頑張って!
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一