【校長だより 168号】
12月9日(木)、今日の小樽は雲ひとつない快晴です。昼過ぎの気温が10度前後。この時期にしては、久しぶりに温かい一日になりました。
小樽明峰高校では現在、校舎内の生徒用トイレの改装について検討しています。12月6日に全校生徒からアンケートを取りました。長い間使って古びている現在のトイレを、きれいで使いやすくするために要望を集めました。
生徒の大半が、「和式を洋式トイレにしてほしい」という要望でした。ウォシュレットを付けるかどうかにも様々な意見があり、考え方の違いを確認することができました。
生徒のアンケートには、壁の色、トイレの明るさ、匂いなど様々な要望が書かれていました。毎日トイレ掃除をしている事務の方々にも意見を聞きながら、それらの要望をまとめて改装案を立てました。
そして今日、その改装案を先生方に提案して意見をもらいました。
限られた予算の中で、何が実現し何が叶わないか、これから業者と相談してすすめていきます。今年度いっぱいの完成を目指して、今よりもきれいで使いやすいトイレにしたいと思っております。
一番うれしかったことは、学校にいるみなさんが、トイレについて考え、話し合えたことです。ひとつの方向に向かって、互いに様々な意見を出し合い、聞き合う。この行為そのものが、当たり前のことであって、実はとても大切なことだと感じております。
どんなトイレが完成するか3か月後が楽しみです。順調に改装されますように・・・。
年末の忙しさは、徐々にピークを迎えております。年越しまでもう少しです。これを読んでくださっているみなさん、くれぐれも体調に気を付けてまいりましょう。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一