【校長だより 13号】
4月14日(木)、今日の小樽は快晴です。雲ひとつありません。ただ、気温は10℃に届きませんでした。全国的には北海道と沖縄が晴れ、その他の地域は雨のようです。
小樽明峰高校は今日、5・6時間目に3年生が体育館と授業教室で「進路」の授業をおこないました。3年生にとっては、卒業後の人生を方向付ける大事な一年になります。授業の様子をのぞいてみました。
5時間目、体育館に整列した3年生は、社会人として恥ずかしくない挨拶の仕方について、実際に体を動かしながら練習しました。就職や進学の面接試験など様々な場面で礼儀正しい挨拶ができるかが問われます。志望動機などを相手に伝わるように主張することもできるように努力くしなくてはなりません。進路の授業では、こうした意識・行動を身に付けるための学習と練習をしていきます。その後、進路通信を見ながら進路活動について説明を受けました。
6時間目、各教室に戻って進路ナビゲーションワークを整理した3年生は、今後の進路活動に向けてどのような準備・学習をしていくか確認しました。
進路の授業でどんなことを身に付けていきたいか、生徒に聞いてみました。
「校内選考や日頃の行動が進路に影響するので、どこへ進んでも恥をかかないように人間性を磨いていきたいです。」
なるほど。身が引き締まる思いで、進路活動をすすめていこうとする気持ちが伝わってきます。
大切なことは、「自分が何をしたいか」です。将来の自分の姿をできるだけ具体的にイメージすることが大事です。小中高と通ってきた学校で経験したこと、成長できたことに自信を持って、自分に適した進路を発見することがこの授業の目的でもあります。その実現に向けて計画的に努力を積み重ねることが、3年生の取り組むべき方向といえます。
3年生のみなさん、進路活動に真剣に取り組んで、自分の人生を自分で切り開く力をつけて、卒業後の見通しを立ててください。応援しています。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一