【校長だより 54号】
6月7日(火)、小樽は朝から快晴です。気温20℃には届きませんが、日に日に心地よい季節になりました。
小樽明峰高校では毎週火曜に「総合表現学習」を開講しています。今日紹介する講座は、「eスポーツ」講座です。担当は、Kushi先生です。
約10名の講座生がモニター画面に向かってゲームに集中しています。2グループに分かれて今取り組んでいるのは、「フォートナイト」 と 「マインクラフト」 というゲームです。
私はゲームに詳しくないのですが、「フォートナイト」は、画面の中の空想の世界で様々な体験をして楽しめるゲームだそうです。今日の講座では、受講生がペアで目的地を目指して様々な障害を乗り越えていくというものでした。
「マインクラフト」は、木材やレンガ、金属などを調達して家を建てたり、敵を倒したりしながら冒険していくゲームだそうです。今日の講座で受講生たちは、鉱石を発掘するための穴堀り操作に苦戦していました。
Kushi先生にお話しを聞きました。
🔷「eスポーツ」の魅力は何ですか?
🔶小中学生の頃、ゲームは遊びでしたが、今は遊びからスポーツとして扱われるようになりました。eスポーツを通して相手とのコミュニケーションが増えたり、友達ができたり、上達するために何をすればいいか考えたりすることがeスポーツの魅力だと思います。
🔷これから講座でどんなことに取り組んでいきますか?
🔶「ステージゼロ」という高校eスポーツの祭典に向けて、結果を残せるように練習に取り組んでいきたいです。
🔷「eスポーツ」を通して、生徒たちにどんな経験をさせたいですか?
🔶勝つことの喜びや、負けてもどうすれば次は勝てるかを考えて練習する経験を積ませたいです。
🔷 Kushi先生にとって「eスポーツ」とは?
🔶ゲームはただの遊びじゃない‼
Kushi先生、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。好きなことを追求していくと、疲れないし、充実感が湧くし、集中力・思考力が身についていきます。どんな世界においても深く追求していくとき、生きていく上で大切なことが学べるということが分かります。
ちなみに本校のeスポーツ部は、今週日曜から「ステージゼロ北海道ブロック大会」に出場します。種目は「フォートナイト」 と 「LOL(リーグオブレジェンド)」 です。チームワークを生かして勝利を目指してほしいです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一