【校長だより 74号】
7月4日(火)、小樽は朝から快晴です。日中の気温23℃、湿度70%と過ごしやすい一日になりました。
小樽明峰高校は今日、火曜恒例の総合表現学習がおこなわれました。今日は、札幌から中学生と先生が来校され、一緒に講座を見学しました。
今日紹介する講座は、【 ボクシング講座 】です。講師は、畠山昌人先生。第29代日本ライトフライ級チャンピオン、WBC、WBAという世界の舞台で活躍された北海道初のチャンピオンです。現在は、札幌の琴似でボクシングジムを経営されています。
ボクシングと聞くと荒々しいイメージですが、畠山先生は、いつも温厚で優しく、生徒たちとの心の交流を大切にされる先生です。
生徒が普段抱えている悩み、苦しみ、ストレス、色々な感情を拳に込めてミットに打ち込んでくる。その拳と生徒たちの真剣な表情を受け止めて、寄り添ってくれる先生なのです。
講座が始まって身体がほぐれてくると、男女合わせて15名弱の受講生たちはグローブをはめて、畠山先生のミットめがけてパンチを打ちます。なかなかコンビネーションが良く、上達しているのがわかります。後半は、受講生が顔を殴りあうことはせず、肩をタッチしてボクシングを楽しむ対抗戦に取り組みました。
見学に来た中学生に感想を聞いてみました。
「 ボクシングや色々な講座を見学しました。自分の趣味を楽しんだり、新しいことに挑戦している高校生が楽しそう。賑やかで、おもしろかったです。」
と話してくれました。ぜひ、また見学に来てください。
ボクシング講座は、ボクシングを通して汗をかき、心を開放して、また明日からの生活に挑む自分を取り戻す。いつもと違う充実感と、前向きな自分を取り戻す時間がボクシング講座の魅力だと思います。
畠山先生、いつもありがとうございます。受講生のみなさん、この一年間でレベルアップした姿を見せてください。期待しています。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一