8月31日(木)、小樽は今日も晴れて日中の気温は33℃まで上がりました。暑さの続く毎日ですが、予報では明日は涼しくなりそうです。
今朝、小樽明峰高校1年生は、バスで学校を出発してニセコへ向かいました。1泊2日研修旅行のはじまりです。楽しい思い出をたくさんつくって無事に戻ってきてください。
さて、8月23日~27日に小樽市立美術館で、第42回書究院展が開催されました。
小樽明峰高校の浅野晴香さん(3年)が出展し、みごと入賞を果たし表彰されました。おめでとうございます!
浅野さんは、総合表現学習の書道講座と書道同好会で活躍する本校を代表する書道家です。
浅野さんの作品は、日本の常用漢字とは違う芸術作品として、文字に力が宿っています。
白鳥先生の作品は、篆書体(ていしょたい)という3500年前の中国の文字で、こちらも迫力があります。
学校祭のオープニングで浅野さんは、ステージ上でテーマを描く書道パフォーマンスを披露してくれました。
今は、10月の書道展に向け出展作品づくりに取り組んでいます。
浅野さんの書道への思いを聞いてみました。
🔶字の上手な人になってほしいという母の教えで、書道を習い10年が経ちました。家族は書道一家です。高校では、隷書(れいしょ)や大きな作品づくりに挑戦していて、めっちゃ楽しいです。後輩には、ずっと部活動を続けてほしいと思っています。私は、子どもが好きなので児童会館で働きたいと思っていて、子どもたちに「書初め」など習字を教えたいです。そして、賞状を書くことのできる「筆耕士」の資格も取りたいです。10月の書道展は、学生最後の出展になるので、しっかり練習して、自分の好きな字を思いっきりド~ンと書きたいです。
書道講座講師で書道同好会顧問の白鳥先生から浅野さんについてお話を聞きました。
🔶高校生活最後に書道に取り組みたいということで、同好会を立ち上げました。初心者の下級生に教えながら、自分の作品作りにも一生懸命取り組んできました。そして、芸術の秋ということで、今後の展覧会に向けた作品作りにも積極的に取り組んでいます。自分の思いを込めた作品を完成してくれることを期待したいと思います。10月12日(木)から10月15日(日)まで市立小樽美術館で小樽市展があります。お時間のある方は、ぜひお越しください。
私も、浅野さんの書道に掛ける情熱を応援しています。作品完成が楽しみです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一