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【127号】自動車整備実習に真剣

校⻑だより

【校長だより 127号】

8月30日(火)、清々しい小樽の朝は、薄い雲がかかっていましたが晴れました。午後には曇り、秋になったかのような涼しい天気になりました。

毎週火曜の小樽明峰高校は、午後に総合表現学習がおこなわれています。今日は、選択講座のひとつ【自動車整備】講座を覗いてみました。

小川一雄先生は、自動車整備歴50年の大ベテランの先生で、1年生の社会体験学習でも体験実習を見守ってくれます。学校の地下室にある自動車整備室。今年の講座生は、つなぎを着た2名です。

例年5~8名の講座生が、工具を使って自動車の解体作業に取り組んできました。安全に気を付けながら自分たちで解体していくと、自動車の仕組みを学ぶことができます。かつてはパンク修理や溶接作業にも取り組んでいましたが、今年は講座人数も少なく、思うように作業がすすみません。

それでも2人の講座生は、事前にスマホでダッシュボードの解体方法など調べて、小川先生に確認しながら作業に取り組みます。 「どんな作業も面倒臭がらず熱心に取り組むのが素晴らしい」 と小川先生は褒めます。

今回は、エアバックを外したり、300kgのエンジンをジャッキーを使って取り外す準備に取り掛かりました。ケガをしないよう、ひとつひとつの解体作業が真剣におこなわれていきます。

2人は、「将来は、自動車関係の仕事に就きたい」 「JRで働いて、車両整備ができるようになりたい」 と目標を持ちながら、真剣に作業と向き合っています。

目標を持ってひたむきに取り組む姿に感動しました。2人が将来、どのような職業についてどんな活躍をしていくのか楽しみです。これから最難関のエンジン解体作業がありますが、無事に成功させてください。頑張れ!

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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