９月８日（金）、今朝の小樽は、雲ひとつない青空です。ようやく秋を感じさせる季節になりました。

小樽明峰高校１年生は今日の午後、社会体験学習の時間にそれぞれの体験先を訪問しました。

これまで、地域の魅力発見講演会や志望理由書作成、面接、体験先事前調査、実習ノート作成などに取り組んできた１年生。いよいよ今日から体験先で実習担当と対面し、体験実習を始めました。

小樽運河近くの小樽堺町通り商店街にある昆布専門店【　利尻屋みのや　】さんで、実習に取り組む生徒を見つけました。

多くの観光客が来店する中、お客様に昆布茶を用意する作業に取り組む実習生。今日初めての体験にもかかわらず、懸命に仕事と向き合う姿が素晴らしかったです。優しい店員さんに声を掛けられ、少しずつ働くことの大変さ、楽しさ、責任、協力することについて学んでいくでしょう。

体験先のほとんどは小樽市内の企業や施設です。お寿司屋さんもあれば、保育所や介護施設、ペットショップ、商店街での体験実習など４０か所以上あります。

今日から生徒たちは、同じ体験先で毎週金曜に１０回の実習に取り組みます。今日はその１回目。

次に訪問したのは、小樽市桜町にある【　さくら幼稚園　】さんです。１００名以上の子どもたちが年小・年中・年長に分かれて楽しそうに遊んでいます。

体験をする生徒たちは、元気な子どもたちと一緒に遊びながら、保育士さんに見守られて保育を学んでいきます。

現場の様子を見学し、仕事内容を覚えて実習開始。１年生には、体験先で働く方々、関係する方々と触れ合うことで、仕事への思いや働くにあたって大切なことを学び取ってほしいです。

来週も体験実習は続きます。今日の事をノートに書き留めて、働くことをテーマにたくさんのことを発見して、新しい一歩を踏み出してください。

体験実習先のみなさま、今年もお世話になり、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

社会体験学習の紹介動画が本校のYoutubeチャンネルにアップされていますので
そちらも是非ご覧ください！

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一