【校長だより 144号】
9月15日(木)、小樽は朝から快晴です。朝8時の気温は15℃、昼過ぎに21℃まであがりました。秋の清々しい青空に恵まれた一日になりました。
小樽明峰高校では今日も、来週の定期試験に向け、前期を締めくくる授業がおこなわれました。登校時間の前や放課後には、教室で勉強する生徒たちもいます。
そんな中、3年生のフロアーに【 就職解禁あと1日 】の大きな文字が掲げられました。
明日から、全国一斉に高校生の就職試験がスタートします。本校の生徒も今週末から来週にかけておこなわれる就職試験に向け、面接練習などの最終準備に励んでいます。
昨年の本校の進路状況は、大学・専門学校へ進学する生徒と就職する生徒がちょうど同じ割合でした。今年も、就職組と進学組がほぼ同数になるかもしれません。今年も希望する職種が、小樽や札幌のサービス業、教育・福祉関係、運送業など様々です。
今日の3年生の【 進路Ⅲ 】の授業では、ワークを使って【 社会人としてのマナーと服装 】について学習しました。今週末に就職試験のある生徒3名は、集団面接の練習をしました。
来週までに就職試験を控えている本校の3年生は、この3人を含め、現在10名程います。企業からの試験日の連絡を待つ生徒も複数おります。いよいよ本番が近づいています。
3人の集団面接の練習を拝見しました。面接官(多賀進路指導部長)の質問に生徒たちが立派に答える様は実に感動します。生徒ひとり一人の成長を実感できるのです。
「なぜこの企業を選んだか」 「自分の長所をどのように生かしたいか」 「短所は?」 「高校生活で取り組んできたことは?」・・・ 質問に対して、自分の思いが伝わるように落ち着いて返答していました。さすがです。
3年生のみなさん、これから卒業までの間、学校や就職の受験をしたり、高校生活を振り返ったり、高校生活のラストをどう過ごすか考える日が来ると思います。悔いの残らないように、今できることやり切ってください。高校を卒業して良かったと心から思える卒業式を迎えてほしいです。見守っています。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一