【校長だより 152号】
10月2日(月)、今日の小樽は、秋真っ只中のさわやかな天気です。
小樽明峰高校は、今日から後期がスタートしました。朝のホームルームが終わると、全校生徒は体育館に集まり【 薬物乱用防止講演会 】を聞いて、終了後に始業式をおこないました。
今日の講演会講師は、地域活動支援センター北海道ダルクで当事者カウンセラーを担当している 青木 大介さんです。薬物乱用者の実体験について、約45分間お話しいただきました。
実に生々しい体験が語られました。どのような経緯で薬物と出会ったか。覚せい剤などの薬物を乱用することで人は自己中心的になること。そして、大切な対人関係をズタズタに壊していくというリアルな実体験について聞くことができました。
現代社会では、違法薬物はネットなどで以前より簡単に入手できると言われています。気持ちを落ち着かせてストレスを解消する。あるいは気持ちを前向きにする方法として違法薬物に手を出す生徒たちも少なくないため、この講演は、薬物の恐ろしさと同時に心に響きました。
そして始業式。いよいよ始まりました。私(校長)から、これからの半年間、「明峰で良かった」と思える学校生活を自分たちで作りあげていこうという話をさせていただきました。
明日から授業が再スタートします。どんな毎日が始まるか、楽しみです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一