【校長だより 155号】
10月5日(木)、小樽は雨が上がり、少し肌寒い朝を迎えました。
小樽明峰高校は後期の授業がスタートし平常を取り戻しました。昨日の午後、小樽明峰高校入試委員会は、札幌市白石区にあるディアス1(ワン)という会議室をお借りして、中学校進路担当者向け説明会を開きました。
会場には近隣の中学校から8名の先生が参加してくださいました。
本校の特徴や雰囲気を理解していただこうとスライドを使用したり、生徒の様子を説明したりしました。
明峰高校の特徴のひとつとして、不登校を経験した児童・生徒たちが多く入学していることが挙げられます。札幌在住の生徒が、誰も知人のいない小樽の高校へ通学するのは、簡単な決意ではないはずです。それでも、実際に本校のオープンスクールや学校説明会に何度も参加することで、「ここでならやっていけそう!」と決意した生徒たちがたくさんいます。
中学校の先生方には、そうした中学生や保護者の方々へ本校を紹介していただき、進路活動の参考にしていただけたらと思っています。
最近、日本全国の小中学校では、過去最多の約30万人が不登校という驚くニュースが報道されています。どうか、そんなみなさんに、学校生活のなかで自分を取り戻し、学び、成長できることをあきらめないでほしいと願わずにはいられません。
ぜひ、小樽明峰高校という小さな小樽の私立高校を忘れないでください。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一