【校長だより 167号】
10月16日(月)、小樽の空は、雲がかかり日中の気温が13℃前後の寒い一日になりました。短い秋が過ぎ、冬の足音を肌で感じる季節になりました。
小樽明峰高校は、先週の強歩遠足が終了し今日から平常授業が再開しました。10月から開始した放課後学習【 明峰カテキョー 】ですが、今日からは数学の授業がスタートしました。
基礎的な数学の学習を希望した受講生12名が学習室に集まりました。
生徒たちに勉強を教えてくれるのは、小樽商科大学で【 高校生学び直し支援プロジェクト 】というカリキュラムを受講している大学2.3生のみなさんです。今日は8名が来校してくれました。
数学の放課後学習は、生徒の学習レベルに合わせていくつかのグループに分け、それぞれのグループに学生を配置しておこないました。
ワークブックを開いて、問題をひとつひとつ解きながら、わからないところをわかるように、基礎を確認しながら生徒それぞれのペースで学習をすすめました。
始まったばかりの放課後学習ですが、生徒と学生も少しずつ緊張がほぐれて話しやすい関係になってきたのではないでしょうか。
高校生と大学生の学びを通した交流と経験を重ねていくことで、この放課後学習が、目標や夢など新しい発見をしていく機会になってほしいと思っています。
受講生のみなさん、どんどん質問して、わからないことがわかっていく自分になってください。今よりももっと自信を持った学校生活が送れるようになります。
小樽商科大学のみなさん、これかもよろしくお願いいたします。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一