【校長だより 210号】
12月5日(火)、小樽は天気が良く、日中の気温が9℃まで上がりました。
小樽明峰高校は今日、12月の定期試験2日目を迎えました。3学年【 日本史A 】の教科担当の私としては、授業で頑張ってきた生徒たちがどのくらい点数を取ってくれるか気になるところです。
今回の日本史は、江戸時代の外交や幕末、明治時代を範囲に出題しました。試験の類似問題の一部を紹介しましょう。
【 幕末 】からの問題
日本がアメリカと結んだ条約には、日本にとって不利な内容が2つありました。これに関する問題を2問。
〇「領事裁判権」を説明しなさい。
〇「関税自主権」を説明しなさい。
【 明治維新 】に関する問題
〇文明開化と思われるものを6つあげなさい。・・・例えば、洋服、郵便局、ガス灯・・・
【 自由民権運動と憲法 】に関する問題
〇板垣退助の業績をわかりやすく説明しなさい。(50年ほど昔の百円札の人物)
〇伊藤博文の業績をわかりやすく説明しなさい。(こちらは昔の千円札の人物)
【 条約改正 】に関する問題
〇外務大臣の陸奥宗光は、不平等条約を改正するためイギリスをどう説得したか。「不凍港」「シベリア鉄道」の2語を使って説明しなさい。
生徒にとって説明文で答える問題は難しかったようですが、それでも5~6割の生徒が正解していました。みなさんは解けそうですか?
生徒のみなさん、定期試験は明日が最終日。今年最後の試験を悔いなく締めくくってください。健闘を祈ります。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一