【校長だより 221号】
3月1日の午後、小樽明峰高校の卒業式が終わると、卒業生たちは教室に戻ってクラス会を始めました。
一人ずつ黒板の前に立ってクラスメイトに挨拶をしました。それぞれの思い出が語られ、その度に教室に拍手の音が響きます。
その様子は、体育館に待機している保護者がモニターを通して見守っておりました。そして、クラス会は終わり、生徒と保護者は別れを惜しみつつ学校を去っていきました。
来賓のPTA会長宮川さんにお話を聞きました。
高校生活は人生の中で楽しい思い出が印象に残ります。明峰高校の先生方は、いつも生徒にフラットな感じで接していて、それが子どもを通して親に伝わってきます。ありがたいなと思っています。人それぞれ考えはあるでしょうが、私は子どもを二人とも公立ではなく、明峰へ入れて良かったと思っています。
来賓の峰の会副会長田中さんにもお話を聞きました。
息子が明峰高校を卒業して20年になります。この学校が何を大切にしているか伝わってきます。心のこもった卒業式。先生方に寄り添ってもらえて、生徒や親御さんは幸せだったのではと思います。峰の会(卒業生父母と教師の会)の花壇づくりでは、手伝ってくれる生徒たちを見ていて、この学校いいなと思っていました。
今日は、無事に卒業式が終わりました。
ずっと明峰高校を支えていただいているPTA、峰の会のみなさんにあらためて感謝いたします。
様々な方々の励ましで、明峰高校は成り立っていると感じております。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一