【校長だより 241号】

２月18日（火）、小樽は今日もずっと降雪が続いています。夕方４時、小樽商科大学では小樽明峰高校の放課後学習（通称：明峰カテキョー）に参加した大学生たちが20回の学習会を終え、最終報告会を開きました。

岡部教授の授業【　高校生学び直しプログラム　】に参加した３名の商大生は、それぞれ７分間のプレゼンを見せてくれました。内容は、明峰カテキョーで生徒と接して感じたこと、放課後学習の取り組みの意義とメリット、改善点、取り組みを通して考えたことや学んだことについての発表でした。

昨年10月から毎週月曜と水曜の放課後に来校して、明峰カテキョーに参加するひとり一人の生徒とじっくり向き合ってくれた商大生。優しくて質問しやすい環境を意識してつくりマンツーマンで、時にはグループを作って数学や英語の基礎基本を教えてくれました。

参加生徒たちの試験結果がびっくりするほど良かったことや「カテキョーをやって良かった」と生徒が感想を述べたことが嬉しかったようです。学習の改善点も真剣に考えて発表してくれました。大学生にとっても楽しく学べる機会だったようで私も嬉しくなりました。

大学と高校の小さな関わりではありますが、この学習会にとても大切なつながりを感じます。小樽商科大学の岡部教授、３名の大学生、学習会ごくろうさまでした。本校の生徒たちと真剣に関わってくださりありがとうございました。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一