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【59号】総合表現学習 書道講座

校⻑だより

【校長だより 59号】

6月14日(火)、今日の小樽は晴れ時々くもりで、お昼前に気温が20℃に達しました。札幌や内陸の旭川、北見などは25℃を越えているようです。今年の夏は暑くなるのでしょうか。

小樽明峰高校では、毎週火曜の午後に「総合表現学習」を開講しています。今日紹介する講座は、「書道」です。教室に入ると3名の生徒が書道に取り組んでいました。講師は白鳥美恵先生です。

隷書、篆書という字体のお手本を手元に置いて、受講生は集中して半紙にゆっくりと筆を滑らせています。とにかく一筆、一文字が丁寧。一枚の作品を心を込めて書き上げていました。

どの生徒も声を掛けてはいけないと思うほど静かに集中して、かつ滑らかに筆を走らせています。

40歳から老後の趣味として書道を始めた白鳥先生曰く、自分のことだけに集中する時間が書道の魅力だそうです。

受講生は1回の授業で9~10枚の作品を書きあげます。その中から毎月一作品を出展して、級を取得していくそうです。10月には、3年ぶりに開催される「小樽市文化祭(書道市展)」に出展するために、これからも腕を磨いていきます。

とにかく生徒の集中力がすごい! どんな悩みも考え事もいったん取り払い、落ち着いた自分の心と向き合う時間。それが書道だと感じました。見学しただけで心が洗われるようでした。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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