来週の6月18日(金)の夜に予定していた小樽明峰高校「保護者懇談会」を中止にしました。
新型コロナウイルスの感染拡大で北海道に緊急事態宣言が出され、会場の手稲区民センターが休業で利用できなくなったためです(5月31日に保護者へご連絡済みです)。
宣言の解除が発令されるまでは、主だった行事ができず、生徒もかわいそうです。昨年に続いて、保護者と教員が顔を合わせてお話しする機会が減りとても残念です。
普段の6月の懇談会は、学校長やPTA会長が学校での生徒たちの様子やPTAの活動についてお話ししたり、保護者に教職員を紹介する貴重な機会でした。いつもなら保護者に、動画や写真を使って体育大会、研修旅行などの行事や社会体験、総合表現など授業の様子を紹介しながら和やかに交流を楽しんできました。懇談会の後半には、学年や学級ごとに分かれて、担任と保護者が話す大切な時間を設けていました。(写真はこれまでの保護者会の様子です)
今回は、保護者の方々と会うことができないため、私(校長)が学校の様子を少しでもお伝えしようと思っています。
当日は、生徒を通して「校長だより」を配布する予定です。
今年度を振り返ると、4月から6月中旬までの間、新入生歓迎会は1年生のみで実施してきました。先輩たちのメッセージ動画を見たり、部活動紹介がありました。5月下旬には、学校前の花壇にマリーゴールドなど花を植える峰の会・PTAの活動があり生徒たちも一緒に作業してきましたが、今年はそれも延期されました。6月上旬には3年生のルスツ・洞爺サンパレス宿泊研修が中止。高校生活最後の宿泊で思い出づくりができなくなりました。卒業アルバムのスナップ写真を撮る機会も先延ばしです。そして、6月中旬、小樽市手宮陸上競技場での夏季体育大会も中止。
生徒たちの元気な姿、高校生としての成長の足跡を懇談会でたくさん伝えたかったのに・・・。
9月下旬に「保護者懇談会」を予定しています。保護者のみなさん、その時までお互いに辛抱しましょう。直接会って、笑いあえる日を楽しみにお待ちしております。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一