今日(８月27日)から午後の授業をカットし、緊急事態宣言に対応した学校体制を始めました。部活動や進路活動など放課後の活動は、午後４時までの制限を付けました。今までみんなで取り組んできた感染対策でしたが、さらに厳しい生活制限がかかり、心苦しいです。でも、一日でも早くマスクを取って普通に過ごせる日が来ることを願って感染防止に取り組みたいと思います。

さて今回は、以前に紹介しきれなかった総合表現学習（８月２４日実施）の様子を２つご紹介いたします。

『マンガ・アニメ研究』講座は、小樽明峰高校のパソコン室で行われています。本校教諭の伊藤先生が講師です。大好きなマンガから人生を学ぶという目的の講座です。発表者は写真のように、パソコン室のホワイトボードに自分の紹介したいマンガやアニメの画像を映して、他の受講生たちへ作品について説明していきます。プレゼン力がつくと同時に、受講生たちが作品の面白さに引き込まれていきます。心に残るマンガ・アニメとの出会いは、人生を豊かにします。生き方を学び、人生について語り合える講座なんて素敵ですね。

『e-ｓｐoｒｔ』講座では、溝講師のもとで、それぞれの受講生が真剣に画面と向き合ってゲームに取り組んでいました。チームで協力して戦うゲームの場合、チームメイトとのコミュニケーションが欠かせません。この講座では、話し合うことを通して協力し合い、目的を達成する意思や技術が磨かれていきます。e-ｓｐoｒｔ講座の今後の展開が楽しみです。

自分の趣味や関心のあることにとことん取り組む総合表現学習。緊急擬態宣言のため９月いっぱいは開講できないのが残念です。

全校生のみなさん、思うような学校生活は送られませんが、今できることは何かを考えて、諦めず励まし合って、学校生活を過ごしていきましょう。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一