7月3日(土)、晴れ渡る小樽の桜ヶ丘球場で、小樽明峰高校と小樽桜陽高校の野球の試合が繰り広げられました。第103回全国高校野球選手権南北海道大会の小樽支部予選会。3年生にとって高校最後の試合です。
1回表、明峰高校がフォアボールとヒットで2点を先取しました。しかし、桜陽高校の反撃を受け猛攻が続き、逆転され試合は3対25でコールド負けでした。それでも、試合中のピッチャーの気迫はまったく衰えず、試合が終わるその瞬間まで、どの選手も諦めない気持ちが観客席に伝わってきました。大差は付けられましたが、心から応援したくなる良い試合でした。
勝てなかったことは残念で悔しいのですが、他校よりも少ない人数のチームで、気持ちで負けずに全力を尽くす姿に感動しました。これからは、さらに技術力をアップしてどんな場面でも自分を見失うことなくプレーできる平常心、精神力を磨くことで、もっともっと成長するチームになると思います。まだまだ伸びしろのある明峰野球部、今後の飛躍が楽しみです。
試合を見終えた卒業生が「感動した。みんな声を出してよく頑張っていた。日ハムの選手より声が出ていた。」と声をかけてくれました。応援してくださった関係者のみなさん、部員の保護者、ご家族のみなさん、監督の先生、今日までの間、ありがとうございました。
そして野球部のみんな、感動をありがとう!
最後まで諦めない姿に勇気をもらいました。きっと、試合が終わったあとこそ、気持ちが成長する時だと思うので、今の気持ちを忘れずに、これからも頑張ってください。
新しい一歩を踏み出せ!
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一