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【216号】3年生 数学の授業では

校⻑だより

【校長だより 216号】

12月11日(月)、今朝は雪が10cm近く積もり、小樽は一夜にして白銀の世界に変わりました。一日中氷点下でしたが、午後には青空が見えました。

小樽明峰高校は今日も平常授業がおこなわれました。あと2週間ほどで冬休みを迎えます。

今日は、3年生の【 数学A 】の授業をのぞいてみました。来年3月に卒業を迎える生徒たちは今、どんな学習をしているのでしょう。

森下先生が担当する数学の授業では、生徒たちが毎回配布されるプリント『 ますますA 』を使って学習に取り組んでいます。

今日取り組んでいたのは、三角形の中線と重心を覚えて、三角形の辺の長さなどを求める問題です。三角比の学習をさらに応用させた問題に取り組みました。

落ち着いて順番に理解していくとわかる計算問題でも、投げ出したり混乱するとわからなくなるものです。わからない時はそのままにせず、わかるためのコツをつかむことです。ルールや公式を知っていることでやる気に変化が出てきます。そして、あきらめないことが大切です。解けると楽しいのが数学。まずは、根気よく順序だてて考えるのが数学を学ぶコツではないでしょうか。

授業の最後に生徒が黒板の問題を解き、先生が解説をして授業は終わりました。

教科によって学び方のコツは違うと思います。脳のあらゆるところを稼働させて考えて学ぶことで、できなかったことができ、わからなかったことがわかるようになります。そこに学習のおもしろさがあり、こうした学習の積み重ねが生きる自信にもつながります。

生徒のみなさん、得手不得手は人それぞれですが、昨日よりも今日、成長する自分を信じて勉強を頑張ってくださいね。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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