【校長だより 220号】
12月14日(木)、小樽の街は真っ白な雪景色で、静かな朝を迎えました。天気は日中ずっと氷点下でくもり空でした。
小樽明峰高校は今日も平常授業がおこなわれました。日増しに朝や昼休みに体育大会の練習に励むクラスが増えてきました。
さて、今日は1年生の社会科【 公共 】の授業をのぞいてみました。担当は杉山先生です。
今回は、モニターで京都アニメーション放火殺人事件のニュース映像を見ながら、教科書やプリントを使って裁判の仕組みついて学習しました。
なぜこのような事件を起こしたのだろう? 京都アニメーション放火殺人事件での被告の証言が紹介され、生徒たちは真剣に見入っていました。
映像に出てくる「被告」と「被告人」の違いや、「被疑者」「容疑者」などの意味について学ぶこともできました。
生徒たちは、裁判所の役割や種類、裁判で訴える3つのチャンス、司法の独立など、司法に関するわかりやすい説明を聞き取って、プリントの問いに挑みました。
今年の授業もあともう少しです。18歳で成人を迎えるにあたり、高校1年生の社会科も【 現代社会 】から【 公共 】にかわり、より実用的な内容になりました。
生徒のみなさんには、政治や経済を含めひとつひとつの社会の仕組みを理解しながら、だまされず誠実に生きる社会人になってほしいです。これからの授業も頑張ってください。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一