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【55号】『日本史探究』の定期考査

校⻑だより

【校長だより 55号】

6月6日(木)、小樽は今日もどんよりとしたくもり空になりました。予報では、明日は晴れて気温22℃越えの暖かい日になりそうです。

小樽明峰高校は今日、定期考査2日目を迎えました。3年生は【 日本史探究 】の試験がありました。私(校長)が担当する社会科の試験です。勉強した成果が出て、みんなが良い点を取ってほしいと期待しています。

今回出題した日本史探究の試験問題とほぼ同じ内容の問題を6問だけ紹介します。ご覧のみなさんは解けますでしょうか?

問1 「歴史」を学ぶ意味や目的は何だと思いますか?

問2 「文明」・・・どういう意味ですか?

問3 なぜ縄文土器には「模様」がついているのですか?

問4 弥生時代の「卑弥呼」は、なぜ中国の皇帝に朝貢したのですか?

問5 桓武天皇が都を「平安京」(現在の奈良市➡京都市)に移したのはなぜですか?

問6 「藤原道長」は、なぜ天皇より権力を握ることができたのですか?

以上のような「なぜ」に取り組んだ3年生。無事に答案用紙に解答できたでしょうか。考査期間中に採点します。採点後の返却をお楽しみに。

【 日本史探究 】の授業では、教室内でいくつかの班をつくり、以上のような質問の答えを各班の生徒同士で考え、意見を述べたり、黒板に書くなど発表しあってきました。まとめプリントで振り返り学習にも取り組みました。

「歴史」は過去の出来事なので、結果がわかっている事もあれば、今でもナゾのままわからないもの、諸説あって真相がはっきりしないもの、現在進行系のものもあります。そんな歴史の世界を学ぶ時、その社会の様子や人々の心境を想像していくことに授業のおもしろさがあります。

過去を学ぶことで、今を生きるヒントを探る。日本史探究は、これからもそんな授業を展開していきたいです。明日は定期考査最終日。生徒のみなさん、前向きに勉強に取り組んで、この局面を乗り切ってください。ガンバです。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一 

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