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【164号】演劇部 全道大会上演に向けて

校⻑だより

【校長だより 164号】

10月21日(月)、今日の小樽は晴れましたが、今朝7時の気温が6℃と肌寒い一日の始まりでした。後志を代表する蝦夷富士「羊蹄山」は、今年初めて冠雪が観測されました。

小樽明峰高校は今日、通常の授業をおこないました。放課後、全道大会を控えた本校演劇部は、11月の大会に向けた準備に取り組みました。

支部大会では、最優秀賞を受賞し全道大会の切符を手に入れました。全道大会は、2年生が本番の前日まで修学旅行という日程なため、旅行前に演劇の完成度を高められるかにかかっています。部室の黒板には、自分たちの劇の各場面でどのシーンを改善するか、シンプルに書き出されました。

どの台詞を削るか、また舞台図を整理するなどひとつひとつの作業に取り組んでいました。さらに、他校部員の感想文を床に並べて読み、自分たちの演じた劇の録画を観劇しました。劇を見ながら反省点をメモしたり、互いに声に出して確認し合いました。

本校の演劇部が挑戦した多様性の表現。一人一人の生徒が抱える問題が、観客のみなさんの気持ちと重なって共感される劇になることを願っています。

演劇部のみなさん、観客に届く声を発する劇の基本を忘れずに、体調に気をつけて限られた時間で悔いなく取り組み、本番に臨みましょう。健闘を祈ります。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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