【校長だより 216号】

１月14日（火）、小樽は朝の曇り空から徐々に日が差して暖かい日中かと思いきや、午後には降雪に見舞われました。小樽明峰高校は今日から冬休みが明け始業集会をおこないました。

今年最初の登校日、全校生徒が体育館に集まりました。これからは３年生にとって進路を決める大事な時期。すでに決まっている３年生にとってもかけがえのない高校生活の最終章となります。

集会で全校生徒が見守る中、ふたりの生徒が今年の目標を発表してくれました。事前に準備していたふたりは、堂々と目標を話してくれました。ひとりは大学に合格した３年生の山口さん。もうひとりは、就職が決まった３年生の谷口さんです。

山口さんは、春からある大学の教育系の学部へ進学します。将来は小学校の先生をめざします。生徒会長として学校行事を運営し、クラスでもリーダーとして活躍してきた力を教師になって生かしたいという決意を話してくれました。

谷口さんは、市内の有名な老舗旅館に就職します。在学中に放送局で培った力を生かし、もう一度小樽に来たいと思うお客様や、小樽が好きな客様が増えるように、接客に励みたいと話してくれました。

将来の希望と覚悟の伝わるふたりの目標を全校生徒で受け止めて拍手を贈りました。生徒のみなさんがそれぞれに目標を掲げて新年のスタートを切り、お互いに励まし目標をめざすことを願っています。うまくいかなくても慰めあって頑張ってほしい。

１年前の自分と今の自分を振り返ると、成長している自分を発見できるはずです。成長する自分を信じて、今年も悔いのない一年が送れるようお互いに頑張りましょう！
 
小樽明峰高校　校長　石澤　隆一