【校長だより 189号】
1月24日(月)、今日の小樽は曇り空です。雪は降っておりません。校舎から見える天狗山は、相変わらず静かに小樽の街を見下ろしています。新型コロナの感染拡大が毎日続きます。みなさん、くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。
小樽明峰高校は今週、1.2年生が学年閉鎖のためお休みです。今日、学年の教員で協力して、一週間分の学習課題を1.2年生の家庭へ郵送しました。来週の1月31日(月)には、課題を完成させて元気に登校してくれることを願っています。
3年生は今日、高校生活最後の授業日でした。明日から3日間、卒業をかけた定期試験に臨みます。試験科目は、「国語表現」「数学A」「政治経済」「日本史A」「物理基礎」「コミュニケーション英語1」「家庭基礎」「進路3」「総合表現学習」の9科目です。
3年生に聞くと、「最後なのでしっかりと頑張る」という生徒や、「一夜付けでなんとかする」という声が聞こえてきました。進学のための受験勉強に励む生徒もいるなかで、高校最後の定期試験を乗り越えて、胸を張って卒業してほしいと思っています。
「物理の試験が1年間の学習範囲から出題されるので一番難しい〜」と、困っている声を出す生徒もいたり、3年間の授業を振り返って「楽しかった〜」と、高いトーンで答えてくれる生徒もいました。
政治経済の授業では、日々の暮らしと政治が直結していることを取り上げ、社会の動向や政治に目を向けることの大切さについて説く場面がありました。今年は7月頃に、参議院選挙がありますね。すべての3年生は、18歳以上の社会の一員として選挙権があることを忘れてはなりません。
3年生のみなさんは、今日の高校最後の授業をどう受け止めたのでしょうか。3年間の授業がやっと終了しました。本当にお疲れ様です。あとは仕上げの試験です。明日からの定期試験、頑張ってください!
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一