お知らせ

普段の明峰高校の日常風景、クラブ活動の様子、入試に関することなど、リアルタイムな「明峰の今」をご覧ください。

【191号】3年生 定期試験2日目

校⻑だより

【校長だより 191号】

1月26日(水)、今日の小樽はくもり。厚い雲がかかり、時より小雨のような細かい雪が降っておりました。

小樽明峰高校は今日、3年生が定期試験2日目です。あと一日を残して高校最後の定期試験に臨む3年生。今の気持ちを聞いてみると「今までの試験のなかで一番怖い」という答えが返ってきました。

最後の試験だけに、卒業がかかっているというプレッシャーが強いとのことです。すでに就職や進学が決まっている3年生にとって、定期試験不合格のため卒業はできませんでした、という訳にはいきません。

なかには、2年生から勉学に励んで「オール5」を取り続けてきたけれど、最後の最後で成績を落としたくないというプレッシャーを、自らかけている生徒もいました。

3年生が取り組んだ試験とはどのような内容だったのか。ちなみに、1日目に終了した私の「日本史」の試験問題を一部紹介いたします。

1 明治時代<明治維新と自由民権運動> 

次の文の(   )に適語を入れなさい。

●江戸時代が終わり、日本は欧米の文化に追いつくため天皇中心の国づくりをすすめました。明治政府は1871年、これまでの全国の大名や藩を廃止し日本のすべての( 1 )と( 2 )を天皇のもとに返しました。これを( 3 )といいます。大名に代わって各地を治めたのは明治政府の役人である( 4 )、のちの知事です。

●明治政府は、日本の国を経済的に豊かにして強い軍隊をつくる「( 5 )」というスローガンを掲げました。

●日本の軍事力をアップさせる目的で、1872年、全国各地に( 6 )が設置され、6歳以上の男女に義務教育を受けさせる( 7 )が始まりました。学校の制服は、男子の学生服が( 8 )、女子のセーラー服が( 9 )の制服を着用することから始まりました。

こうした問題100問に挑んだ3年生たち。採点してしてみるとほとんどの生徒が、かなり正解していました。ちょっと問題が簡単すぎたでしょうか。

明日が試験最終日です。泣いても笑ってもラストです。頑張ってください。体調に気を付けて、最後は笑って終わろう!

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一 

pagetop