【校長だより 104号】
7月29日(金)、小樽はウグイスの鳴き声が響く心地よい朝を迎えました。今日は晴天に恵まれた一日になりました。
夏休みを迎えた小樽明峰高校では連日、3年生が進路に関する登校学習で20名ほど登校しています。今日は、7名の生徒が企業見学に行きました。
一方、本校体育館や本館3階フロアーでは、昨日と今日の2日間、【全道数学教育研究大会】が開かれています。本校は会場校として全道から50名ほどの算数・数学教員が集まり記念講演・分科会・手作り授業等がおこなわれました。小学校低学年・高学年の算数、中学校の数学の先生方が参加し熱心に取り組んでいました。高校数学の先生方はリモートで研究会に参加されているそうです。
少しの間、主催者の同意のもと研究大会(分科会)の様子を拝見させていただきました。私も以前は、全道の高校生活指導研究協議会で大会運営に関わっていたので、こうした全道の研究会には興味が湧きます。
小学校高学年の分科会では、算数の先生方がよくわかる授業、もっと学びたいと思う授業をどう展開するか、授業発表と検討を繰り返していました。
例年と比べ参加者は少ないとのことですが、感染対策を取りながら開催されており、本校も会場校として多少なりとも協力させていただきました。来年の大会につなげようと全道から集まった先生方の熱心な姿に頭が下がります。
子どもたちが生き生きと成長し、自ら探究していく力を身につけていくために教師に何ができるか。私たち教師は、こうした課題に取り組みながら毎日過ごしています。夏休みも、部活動や登校学習などを通してこの課題の取り組みを追求しています。
明日から本校は、生徒用トイレの改修工事が始まります。8月16日の完成を楽しみに待ちたいと思います。みなさん、感染症・熱中症に気を付けてお互い健康で過ごしましょう。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一