【校長だより 120号】
8月23日(火)、今日の小樽は朝から雨、晴れたり曇ったりと不安定な天気になりました。涼しい風が吹いて、少しずつ秋が近づいているのがわかります。
小樽明峰高校は、夏休み明けの授業がスタートして2日目。午後には久々の総合表現学習がおこなわれました。今日は、学習講座のひとつ【エアロビクス】講座を紹介します。
講座を覗いてみると、講師の本山千弘先生のもとで3年生の本間鈴音(ほんま-りん)さんが受講していました。
私はエアロビクスをダンスの一種と思っていましたが、先生のお話を聞くと私が間違っていました。エアロビクスは、テンポの良い曲に合わせて身体のすべての筋肉を繰り返し動かす全身運動、カラダに良い有酸素運動の体操です。
体の重心の位置をしっかり維持しながら運動するところが、どの世代からも愛されるエアロビクスの魅力だと思いました。
鏡に向かって先生と二人きりでエアロビクスに取り組む本間さん。音楽に合わせて先生とほとんど同じように体を動かしています。本間さんは驚くほど覚えが早く、動きがきれいでした。本山先生も、エアロビをする人で20人に一人いるかどうかの逸材だと本間さんを褒めています。
本間さんは、先生と一緒に難しい動きに挑戦しながら、体を動かすことを楽しんでいます。時々動作をミスっても楽しそうに笑います。体を動かすのが好きな本間さんにエアロビクスはピッタリの講座だと感じました。
本間さんがバスケットで膝を怪我した時も、本山先生は本間さんの膝を配慮して、マットを使ったり揉み解したりしながら一緒にエアロビクスと向き合ってきました。
1年の時、やせたいと思って選んだエアロビクス講座だそうですが、3年間続けてきた本間さんにとって最高の講座だと思います。拝見した私も、エアロビクスの魅力を少しだけ知ることができて楽しかったです。
今後も、毎週火曜午後に開講する総合表現学習の約20講座を紹介していきます。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一